酔っ払い日記〜一番搾りホワイトビール〜 #68
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◾️目次
・酔っ払い日記
・AI記事
酔っ払い日記
15(火)に新発売された「一番絞りホワイトビール」、皆さん飲まれましたでしょうか?
かなり自分の好みで、めちゃくちゃ好きです。

「ロングセラーになるんだろうな」と勝手に思っています。保証はありません。
他メーカーも後を追って、ホワイトビールを出すのでしょうか。
一番搾りホワイトビール、オススメです。
AI記事
以下、ChatGPT(Deep Research)による、ホワイトビールに関する記事です。
日本におけるホワイトビールの歴史:起源から現代トレンドまで
ホワイトビールとは、小麦を使った淡い色合いで白くにごったビールのことです。ビールが苦手な人でも「飲みやすい」と言われることが多く、苦味が少なく爽やかな香りが特徴です 。今回はそんなホワイトビールの世界的な起源から日本への伝来、そして現代のトレンドまで、初心者向けにわかりやすくご紹介します。カジュアルな雰囲気でお届けしますが、時には専門的な豆知識も交えますのでお楽しみください。
ホワイトビールの起源と特徴(世界篇)
ベルギー発祥のホワイトビール(ブロンドビール)の代表例。左からパーテルリーヴェン(Pater Lieven)のブロンド、ヒューガルデン・ホワイト、ヴェデット・エクストラホワイト。どれも小麦を使った淡い濁りのある外観が特徴です。
ホワイトビールの起源は中世ヨーロッパにさかのぼります。特に有名なのはベルギーで生まれたスタイルで、現地の言葉で「ホワイトビール(ホワイトエール)」「ブロンド」「ヴィットビール(witbier)」「ブロンシュ」などと呼ばれます 。ベルギーでは14世紀ごろから小麦を使ったビールが造られていましたが、20世紀半ばまでに一度姿を消してしまいました 。しかし1965年、醸造家ピエール・セリス氏が故郷のヒューガルデン村で伝統のレシピを復活させたことで、ホワイトビールは蘇ったのです 。こうして復活したベルギーのホワイトビールは各地に広がり、今では世界中で愛されるスタイルとなりました 。
ベルギーのホワイトビールの特徴は、大麦麦芽に加えて生の小麦をたっぷり使うこと 、そして**コリアンダーシード(スパイス)やオレンジピール(柑橘の皮)**を加えて醸造することです 。そのため、ビール自体に白く霞んだようなにごりが生まれ、泡立ち豊かでフルーティーかつ爽やかな香りが楽しめます 。一口飲むとほのかな酸味が感じられ、ヨーグルトのような柔らかな風味があるのも特徴です 。苦味は控えめで、柑橘系の香りとスパイス由来の風味が調和した優しい味わいです。
なお、ドイツにもヴァイツェン(Weizen)と呼ばれる小麦ビールの伝統があります。ドイツ語で「白ビール」(Wei\u00dfbier)とも呼ばれるこのスタイルは、副原料にスパイスを使わない代わりに、酵母由来のバナナのような甘い香りが特徴です 。ベルギーのホワイトビールとドイツの白ビールはルーツが異なりますが、どちらも小麦を使った淡色のビールであることから、日本ではまとめて「ホワイトビール」として親しまれています。要するに、ホワイトビールとは「小麦を使った白っぽいビール全般」のニックネームなのです。
日本におけるホワイトビールの登場
日本でホワイトビールが本格的に楽しまれるようになったのは、1990年代以降のことです。実はそれ以前、明治時代から戦後にかけての日本のビール産業では、大手メーカーによる下面発酵のラガービール(ピルスナータイプ)が主流でした。小麦を使ったビールはほとんど造られておらず、一般消費者には馴染みがなかったのです。
転機が訪れたのは1994年。日本で酒税法の改正により、小規模なビール醸造が解禁され、各地で地ビール(クラフトビール)ブームが起こりました 。この流れの中で、ホワイトビールも日本に登場します。記念すべき存在の一つが、岩手県発祥の「銀河高原ビール」です。銀河高原ビールはドイツ伝統の白ビールであるヘーフェ・ヴァイツェン(Hefe-Weizen)に本格挑戦し、1996年に「小麦のビール」を発売しました 。日本の一般的なビールとは一味違う、酵母由来のにごりとフルーティーな香りを持つ白ビールは発売以来20年以上にわたり多くのファンに愛されています 。青い缶に白いシカのマークが印象的で、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
銀河高原ビールの「小麦のビール」缶。1996年発売。当時珍しかったドイツ風の白ビール(ヘーフェヴァイツェン)を、日本で広めたパイオニア的存在です 。
また、同じく1990年代後半には北海道で「小樽ビール」などドイツ人ブルワーの指導による本場仕込みの白ビールも登場しました。小樽ビールは観光地・小樽の地ビールとして、ヴァイツェンをはじめとするドイツビールを提供し人気を博しました。さらに茨城県の木内酒造が手掛ける「常陸野ネストホワイトエール」も1997年から醸造を開始しています。このホワイトエールはベルギー風のスパイス香る味わいで、国内外のビアコンテストで金賞を受賞するなど高い評価を受けました 。常陸野ネストのホワイトエールは海外でも人気が高く、「HITACHINO NEST White Ale」の名で世界中のクラフトビールファンに知られています。
そして忘れてはいけないのが、輸入ビールとしてのベルギーのホワイトビールです。1990年代から2000年代にかけて、ヒューガルデン・ホワイトなどのベルギービールが日本に紹介され始めました。その爽やかな飲み口は日本のビール愛好家に新鮮な驚きを与え、ベルギービール専門のビアバーが各地に登場するきっかけにもなりました。中でもヒューガルデン・ホワイトは「日本国内でも人気ナンバーワンのベルギービール」と称されるほど定番の存在です 。コンビニやスーパーでも見かけることがあるので、一度は名前を聞いたことがあるかもしれませんね。
ホワイトビール文化の定着と現代のトレンド
2000年代に入ると、日本のクラフトビール市場は一時停滞期を迎えましたが、その後品質の向上や新しいブルワリーの登場によって再び盛り上がりを見せます。2010年代後半から2020年代にかけてはクラフトビールブームが再燃し、全国で数百ものブルワリーが創業するに至りました(2024年末時点で900ヶ所以上ものブルワリーが存在します )。ホワイトビールもこの流れの中でさらに定着し、多くのメーカーが定番商品としてホワイトビール(小麦ビール)をラインナップに加えています。
例えば、長野県のヤッホーブルーイングは**「水曜日のネコ」という遊び心ある名前のベルジャンスタイル・ホワイトエールを2012年に発売**しました 。缶に描かれたネコのイラストが目を引くこのビールは、「平日真ん中の水曜日に家でほっと一息つくためのご褒美ビール」というコンセプトです 。発売当初、「ビールにあまり馴染みのない人にも手に取ってほしい」という狙いからコンビニでの先行発売が行われたところ、想定の2倍もの売れ行きを記録し当時の過去最高売上を達成するヒット商品となりました 。水曜日のネコは現在でもコンビニやスーパーで気軽に買える人気クラフトビールとして、女性や若い世代を中心に親しまれています。
ホワイトビールの人気が高まるにつれ、大手ビールメーカーもこのスタイルに注目し始めました。サッポロビールは2014年、「サッポロ ホワイトベルグ」という製品を発売しています 。ホワイトベルグは麦芽の一部に小麦を使い、コリアンダーシードとオレンジピールで香り付けした“ベルギーのホワイトビールのような味わい”を再現した発泡酒(第三のビール)です 。発売当時から「自宅で気軽にベルギーの白ビール風味が楽しめる新ジャンル」として人気を集め、ベルギーの国際味覚審査機構(iTQi)で最高ランクの三ツ星賞を受賞する快挙も達成しています 。サッポロがホワイトベルグを開発した背景には、「近年人気が高まっているベルギーのホワイトビール」に注目したことがあったといいます 。つまり、日本の市場でもホワイトビール系の風味が求められていると判断されたわけです。
さらに最近では、キリンビールが2025年4月に「一番搾り ホワイトビール」を全国発売しました 。一番搾りといえばキリンの看板商品ですが、その新たなバリエーションとしてホワイトビールが投入されたのです。キリンによれば、この商品は「ビール離れ」が進む若者やビールが苦手な人にもアプローチする狙いがあるとのこと。 実際、「苦手な人でも飲みやすく」と銘打たれ、一番搾り伝統の製法に加えて無濾過仕上げと小麦麦芽の使用で柔らかな味わいを実現しています 。大手各社が次々とホワイトビールに力を入れているのは、ホワイトビールが日本のビール市場で一つのトレンドとなっている証と言えるでしょう。
そのほか、昨今のクラフトビールシーンではホワイトビールの多様化も進んでいます。たとえばフルーツを使用したホワイトビールも人気です。フレッシュな果実を発酵途中に加えて風味付けしたフルーツホワイトエールは、桃やゆず、オレンジなどバリエーションが豊かです。北海道のブルワリーでは山梨産の白桃を使った「ピーチホワイトエール」なんて商品も登場しています(桃の甘い香りが小麦ビールにマッチして華やかな味わいだとか)。また、ベルギーの伝統にならってサワーチェリーやカシスを使ったフルーツビールもありますが、そうした酸味のあるビールも日本では「白ビール」の仲間として親しまれることがあります。
日本人の味覚との相性という点でも、ホワイトビールは優等生です。日本で主流のピルスナービールに比べて苦味が少なく口当たりがやわらかいため、ビールの苦みや炭酸の刺激が苦手な人でも飲みやすいとされています 。実際、「ビールは苦いからちょっと…」という友人にホワイトビールを勧めたら「これなら飲める!」と驚かれた、なんて経験を持つビール好きも多いようです。また、和食とのペアリングにもホワイトビールは向いています。繊細な味付けの料理が多い和食では、強い苦味や重たいコクのビールだと料理の邪魔をしてしまうことがあります。その点、ホワイトビールなら刺身や塩味の焼き鳥、湯豆腐など素材の味を生かした料理とも調和しやすいです。後述しますが、サラダや魚料理との相性も抜群なので、食中酒としても活躍してくれます。
初心者におすすめのホワイトビールと楽しみ方
最後に、ホワイトビールビギナーにおすすめの銘柄と、美味しい楽しみ方のコツをご紹介します。
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ヒューガルデン・ホワイト(ベルギー) – 世界的な定番ホワイトビール。オレンジピールの爽やかな香りと軽い飲み口で、「初めての海外ビール」にもぴったりです。苦味がかなり抑えられており、バナナのようなフルーティーさも感じられるのでビール初心者でも飲みやすいと言われます 。まずは迷ったらこれを飲んでみると良いでしょう。
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銀河高原ビール 小麦のビール(日本) – 前述のとおり、日本に白ビール文化を根付かせた草分け的存在です。酵母由来のフルーティーな香りと優しい甘みで、「日本のエールビールってこんなに美味しいんだ!」と驚くかもしれません。苦味が少なくまろやかな口当たりなので、ビールの苦さが苦手な方にもおすすめできます 。
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水曜日のネコ(日本) – ヤッホーブルーイングの人気商品。ベルギー風の華やかな香りと、アルコール度数4.5%と少し低めで軽快な飲み心地が特徴です 。缶のデザインも可愛らしく、ビールっぽくないネーミングから話題作りにもなります。週の真ん中のリラックスタイムにぜひどうぞ。
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常陸野ネスト ホワイトエール(日本) – ビアコンテスト受賞歴多数の実力派。コリアンダー、オレンジピール、ナツメグなど複数のスパイスを使った奥深い風味が楽しめます。やや甘めでスパイシーな香りは、日本のカレーなどスパイス料理とも相性が良いですよ。
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ブルームーン(アメリカ) – アメリカ生まれのベルジャンスタイル・ホワイトエール。日本でもバーや輸入食品店で手に入ります。オレンジのスライスをグラスに飾って提供されることでも有名で、柑橘の香りをさらに引き立てて飲むスタイルはおしゃれなビアカクテル感覚です。
他にもCOEDOの白-Shiro-(埼玉)、南信州ビール アップルホップ(長野、りんご果汁入り白ビール)など、魅力的なホワイトビールは数多くあります 。ぜひ色々試して、自分のお気に入りの一本を見つけてみてください。
ホワイトビールの楽しみ方にもひと工夫を。まず、せっかくのフルーティーな香りを存分に味わうために、グラスに注いで飲むのがおすすめです。背の高い細身のヴァイツェングラスや、口がすぼまったチューリップグラス、あるいは丸みのあるグラスなどが適しています 。瓶や缶から直接飲むよりも、グラスに注ぐことで香りが立ち上り、きめ細やかな泡も楽しめます。特にベルギーのホワイトビールは厚手のタンブラーグラス、ドイツの白ビールは細長いヴァイツェングラスで飲むのが現地流です。
注ぎ方にもポイントがあります。ホワイトビールは酵母が生きたまま瓶や缶に入っている無濾過ビールなので、容器の底に酵母が沈殿しています。これを捨ててしまってはもったいない! 一度グラスにビールを半分ほど注いだら、容器を軽くゆすって残りのビールと沈殿した酵母をしっかり混ぜ、最後まで注ぎ切りましょう 。こうすることで酵母由来の旨みまで余さず楽しむことができます。銀河高原ビールの公式でも「缶を軽く振って酵母を混ぜて注ぐのが美味しい飲み方です」と案内されています 。
適切な温度は冷蔵庫で十分冷やした状態(だいたい5〜8℃前後)が目安です。キンキンに冷やしすぎるとせっかくの香りが感じにくくなるので、冷えたグラスにゆっくり注いで、そのまま少し温度が上がってくるにつれ変化する香りを楽しむのも良いでしょう。グラスの中でシュワシュワと立ち上る泡と、広がるフルーティーな香りに癒されますよ。
最後にフードペアリングについて。ホワイトビールは先述のとおり、味わいが柔らかで料理を邪魔しにくいので組み合わせやすいお酒です。特におすすめなのはサラダや白身魚などライトな味付けの料理です 。シトラス香るビールが野菜や魚の淡い旨みを引き立て、爽やかな余韻を残します。例えばシーザーサラダやカルパッチョ、塩焼きした白身魚にレモンを絞ったものなどはホワイトビールと最高のコンビです。また、フレッシュチーズ(モッツァレラやカッテージチーズ)との相性も良く、ワインのようにチーズをおつまみに楽しむこともできます。意外なところでは和食の天ぷらや湯豆腐、塩味の焼き鳥なんかもホワイトビールと調和します。脂っこいものよりも、素材の味を活かした料理の方が合う傾向がありますので、ぜひ色々試してみてください。
ホワイトビールはその親しみやすさと奥深さから、ビール初心者にもマニアにも愛される不思議な魅力を持っています。歴史をひもとけば中世ヨーロッパの伝統から現代日本のクラフトブームまでドラマチックな物語があり、グラスに注げば華やかな香りとともにリラックスした時間が流れます。ぜひ今回の記事をきっかけに、ホワイトビールの世界を味わってみてくださいね。「乾杯!(Cheers!)」
参考文献・出典:
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ベルギービールJapan公式サイト「ホワイト・ビールとは」 – ホワイトビールの定義と歴史(ベルギー起源)
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ベルギービールJapan公式サイト – ベルギーにおけるホワイトビール消滅と復活の年表
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ビール女子 (BeerGirl) 「ベルジャンホワイトとは?」 – ベルジャンホワイトの発祥と特徴(使用原料や風味)
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日本ビアジャーナリスト協会 (JBJA) ニュース – サッポロ「ホワイトベルグ」開発背景(ベルギーホワイト人気に着目)
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日本ビアジャーナリスト協会 (JBJA) リリース – サッポロ「ホワイトベルグ」発売とiTQi三ツ星受賞の報告
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銀河高原ビール公式サイト – 銀河高原ビール(小麦のビール)発売開始年とコンセプト説明
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缶ビール.info – 銀河高原ビールの商品解説(白ビールらしい香り、缶を振って注ぐ飲み方の推奨)
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日本ビアジャーナリスト協会 (JBJA) ニュース – ヤッホーブルーイング「水曜日のネコ」製品情報(スタイルや原材料、発売日)
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よなよなの里公式サイト コラム – 「水曜日のネコ」誕生秘話(発売直後の反響について言及)
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サッポロビール Hoppin’ Garage – ホワイトビールの特徴(バナナのような香りで苦味がない爽やかな味わい)
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イエノミスタイル – 白ビールはビールが苦手な人でも飲みやすい理由(苦味や炭酸刺激がほとんどない)
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ビール女子 – ベルジャンホワイトの楽しみ方(適したグラスと料理ペアリングの提案)
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entaxニュース – キリン「一番搾り ホワイトビール」発売イベント記事(2025年4月)
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食品産業新聞 – キリン一番搾りホワイトビールの商品概要(新規ユーザー獲得狙い、「苦手な人でも飲みやすく」)
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キリンホールディングス ニュースリリース – 一番搾りホワイトビール開発背景と商品特徴(無濾過製法・小麦のやわらかなうまみ)
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常陸野ネストビール公式サイト – 国際コンテストにおけるホワイトエールの受賞歴(2007年 iTQi三ツ星受賞)
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